拝啓

 日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。

 ごみ処分場があるパヤタスに住む人々の健康向上を目的として、会員の皆さま、ボランティアの皆さま、賛同者・寄付者の方々とともに2005年11月から取り組んできました「ケアセンター改築キャンペーン」ですが、無事センター改築が終了いたしましたことをここにご報告させていただきます。ご協力してくださった皆様に、心より厚く御礼申し上げます。

 また、この改築と事業の運営に対して、外務省のNGO支援無償の補助金を受けております。関係者の方々に、心より改めて御礼申し上げます。

 大幅な円安、そしてガソリン価格高騰による材料費の20%以上の値上げに際し、建築デザインの見直しを迫られたことや、市からの建築許可申請、パヤタスという土地柄、土地取得にも大幅な時間がかかるなど想定外の事態が多数発生いたしました。2年間という時間がかかりましたが、無事完成し、住民・スタッフともに感動しております。以下の報告でこの感動を皆さまと共有できればと考えております。

 今後、パヤタスのお母さん達が主役の保健医療事業、生計向上事業はより力強くなり、続いていきます。今後ともご協力をよろしくお願い致します。

敬具

(特活)アジア日本相互交流センター

■以前のケアセンター
問題点:
1、年間4,000人以上の患者が訪れる地域医療機関としてはスペースが足りない。毎週土曜日の子どもたちの活動では、80人以上の子どもたちがすし詰め状態になっている。
2、狭い診療スペースを除き、部屋が1つしかない為、「病気を持つ患者」と「病気になりやすい人たち(栄養不良の子どもや妊婦)」の活動が時間をずらすものの、同じ部屋で行なわれている。
3、妊婦に対する検診のニーズがあるが、プライバシーが確保された部屋がない。
4、窓が2つしかないので、風通しが悪く、夏はとても暑く、雨季は湿度が高くなり、ハエがセンター内に集まる。院内感染の例が見られる。
5、雨漏りがある。
6、トイレは構造上の問題で水がでない。
7、栄養改善活動用の台所は水が出ない為、水を溜めたバケツをおいて使用しているが、不衛生な上に、デング熱の発生の可能性を高めている。
略図 診療待合室 青少年活動
手前が正面 1度に50人程が集まる。 1度に80人〜100人が集まる。
台所 柱と屋根 全体写真
左下のバケツに調理用水を貯める。 柱は壊れ、屋根は腐れている。 活動時間外(奥が診療室)

■工事の様子
1階 1階 外観
2階 2階 2階
外観 屋上 屋上
■工事中に使用した仮のケアセンターの様子

■新パヤタスケアセンター
改善点:
1、2、3、
1階の診療スペースと待合室スペースが広くなりました。また、2階に助産室と広い活動スペース、そして屋上にもスペースがあり、診療は1階、妊婦検診は2階、子どもの活動は2階(年長)と屋上(年少)と完全に分離することができました。
4、窓スペースを1階、2階とも最大限に確保しました。また屋上から1階に吹き抜け穴を作り、屋上から風が入るように工夫しました。ハエについては下記の「課題」参照。
5、雨漏りはなくなりました。屋上については下記の「課題」参照。
6、
トイレは1階と2階に作り、水もでるようになりました。
7、台所は2階に作られ、水もでて衛生的になりました。

お母さん達の声

中から正面ドアの様子 1階診療室 1階活動スペース
左が階段、右が薬品室です。 診療中を受ける子どもたち ワークショップ中
1階活動スペース 階段 2階活動スペース
ミーティング中 リスマスに向けてけて飾りつけ 子どものスペースが増えました。
助産室と活動スペース 台所 屋上
取り外しができ、広くなります。 料理を楽しむお母さん 屋上も活動スペースです。

■完工式の写真
パヤタスケアセンター完工式の様子
こぼれ話
1、私のオフィス)(2、料理でおもてなし)(3、満面の笑み)(4、隠れたところで活躍
完工式の様子 完工式の様子 完工式の様子
和やかな雰囲気 日本大使館角井氏よりご挨拶 企画・準備をしたお母さん達

■新聞記事
掲載記事
クリックすると大きくなります。

■完成予定図
1階 2階 屋上スペース
*下の3つの写真(設計図の一部)はクリックすると大きくなります。

■課題
大幅な円安で05年に1ペソ=1.8円台であったのが、07年には1ペソ=2.7円台となりました。単純にパヤタスケアセンターの改築費、及び運営費が年間1000万円として計算すると、年間200万弱の損失となります。またこれに加え、ガソリン高騰の影響を受け、フィリピンでの建築費用が20%ほど上がりました。そのため、様々な計画変更を余儀なくされ、これらは依然として課題として残っています。

−屋上の屋根−
改築経費が不足し、屋上の屋根を付けることができませんでした。屋上は子どもの活動や住民のミーティング用スペースなのですが、乾季は日差しが強く日射病の危険がある上、雨季は雨が降り、このスペースが使えなくなります。(右写真)
−ハエや蚊対策用網戸−
こちらも経費が不足し、網戸を設置することができませんでした。ごみ処分場のすぐ近くにセンターがある為、大量のハエが発生し、窓を通してハエがセンター内にも入ってきています。また雨季には蚊を媒体としたデング熱が流行しますが、網戸がない為に蚊もセンター内に入ってくる状態です。
−その他、活動を継続する資金−
上記の円安により、活動自体の資金が不足している状態です。ご寄付や入会によって、パヤタスのお母さん達が主役の事業を応援してくださる方を募集しています。



少し日差しが出てくると、
みんなで影に避難します。
(奥に見える山はゴミ処分場)

これらの課題を克服するため、ICANではご寄付を募っております。
また、パヤタスでのお母さん達が主役の事業を応援するパヤタス会員も募集しております。

■パヤタスでの事業

パヤタスでの事業についてはリンク先をご覧ください。

パヤタスの人々の健康向上を目的として、
ご寄付・入会をお願い致します。

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