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「まさか、こんな遠くまでごみがやってくるとは」
2000年7月10日、朝8時、飛行機が落ちたような音がして、数秒間でごみの山から50メートルくらい離れたところまで、およそ300軒をごみが埋め尽くしました。津波のように襲い掛かってきたと住民の方は話していました。まさか、こんな遠くまでごみがやってくるとは誰も思っていませんでした。逃げ切ることができず、ごみの下敷きになった人がたくさんいました。逃げて助かった人も、家族を失ったり、ごみに埋もれる人を目の前で見たり、ごみが襲い掛かってくる恐怖を体験し、深く心に傷を負いました。
この地区にはおよそ1000家族、5000〜6000人くらいが住んでいました。8月末現在、犠牲者は230名以上、行方不明者は100〜400名となりました。学校が休みだったので多くの子どもたちも犠牲になりました。パヤタスで生まれパヤタスしか知らずに死んでいった子どもたちのことを考えると、本当に言いようのない悲しみに襲われます。
2000年10月/会報「アイキャンだより」第20号 より
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