フィリピン・パヤタスで起きた

 「ごみ山崩落事故」から6年

〜 映像で見るフィリピン 〜

東京や大阪から参加してくださった方をはじめ、58名の方が参加してくださいました。ありがとうございました。
ご報告)(参加者感想


2000年7月10日フィリピン・マニラ首都圏にある「パヤタスごみ処分場」で、山状に積み重なった高さ30mものごみの斜面が幅約100mにわたって崩れ落ち、230名以上の命と多くの家族、家々を失う忌まわしい災害が発生したことは、まだ記憶に新しいかもしれません。

当法人は、処分場周辺住民と共に、2000年より無料診療や保健教育、栄養不良児を対象とした栄養改善活動を実施、また、ごみ処分場で働くこと以外の手段での収入向上につながるような職業訓練、フェアトレード商品の販売を行ってきました。

あれから6年となる現在も、パヤタスごみ集積場は、悪臭と有毒なガスを放ち、その周辺に住む住民たちは、結核や気管支疾患、感染症などの病気の危険に常にさらされています。ゴミ処分場に一番近い第二地区にある唯一の医療施設ICANのコミュニティケアセンターには、年間約4000人の住民が様々な健康被害を訴えてやってきます。また、ゴミ処分場で働く人々の収入も年々減り、生活は更に困窮を極めています。人々の苦しみは今も変わりません。

あの崩落事故から私達はどのような教訓を得たのでしょうか。当法人では来る2006年7月8日に当時の様子とこの6年間を振り返るイベントを行います。今回のイベントを通して、より多くの方に、日本から数時間で行ける場所には、今でもごみ山で暮らす住民がいるという現実を知っていただきたいと思っております。

パヤタス事業地の詳細はこちら。
ゴミ山の崩落時の様子はこちら。
5年後の2005年7月10日のまにらブログ記事はこちら。



日 時 :2006年7月8日(土)   18:30〜21:00
会 場 :愛知県名古屋市なごやボランティアNPOセンター第一研修室
参加費 :先行予約 800円 当日1,000円
(先行予約者には、ICANオリジナルパヤタスポストカードをプレゼント!当日、参加できなくても、前日までに参加費を支払ってくれた方にもプレゼント致します。)
@諸費用を引いた全額をパヤタスのコミュニティケアセンター改築に使用させていただきます。

当日スケジュール

時間 進行 内容
18:15 受付開始
18:30 開会 司会者・主催者あいさつ
18:35 第一章:ごみ処分場崩落当時の様子を語る。 崩落当時のパヤタスの様子
ICANの対応
19:05 第二章:住民とICANの歩み 歴史年表を使っての振り返り。
映像を通して活動を説明
19:35 第三章:現在のパヤタス 6年後の人々
パヤタスのお母さん達が当時を振り返る。
(2006年6月末インタビュー撮影)
スタディツアー・参加者報告
マニラ事務所スタッフからの報告
現在の活動最新映像(2006年6月末撮影)
20:35 第四章:住民とICANが目指すもの 今後の方向性
21:05 閉会 司会者あいさつ
21:30 終了

「まさか、こんな遠くまでごみがやってくるとは」

2000年7月10日、朝8時、飛行機が落ちたような音がして、数秒間でごみの山から50メートルくらい離れたところまで、およそ300軒をごみが埋め尽くしました。津波のように襲い掛かってきたと住民の方は話していました。まさか、こんな遠くまでごみがやってくるとは誰も思っていませんでした。逃げ切ることができず、ごみの下敷きになった人がたくさんいました。逃げて助かった人も、家族を失ったり、ごみに埋もれる人を目の前で見たり、ごみが襲い掛かってくる恐怖を体験し、深く心に傷を負いました。

この地区にはおよそ1000家族、5000〜6000人くらいが住んでいました。8月末現在、犠牲者は230名以上、行方不明者は100〜400名となりました。学校が休みだったので多くの子どもたちも犠牲になりました。パヤタスで生まれパヤタスしか知らずに死んでいった子どもたちのことを考えると、本当に言いようのない悲しみに襲われます。

 2000年10月/会報「アイキャンだより」第20号 より


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このイベントのチラシはこちらです!



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